2024年9月23日(月)に再放送された、カーネーション1話。
1話は、岸和田のだんじり祭の朝から始まります。
だんじりがやってくることで、糸子は朝からご機嫌。
そして、だんじりに憧れを抱くようになり・・・。
カーネーション1話のあらすじを吹き出し付きでご紹介したいと思います。
次回のあらすじは、こちら。
カーネーション1話あらすじ
大正13年9月。
今日は、岸和田だんじり祭が行われる日。
11歳の小原糸子は、朝から元気いっぱい。
だんじりに向かう父を見送ります。
母たちと一緒にだんじりを待ちました。
そして、だんじりが糸子たちの近くに。
泰蔵がだんじりの上で舞う姿を見ます。
その日から、だんじりのことが頭から離れない糸子は・・・。
だんじりがやってくる
大正13年、9月。
大阪の岸和田市は、早朝から賑わっていました。
主人公『糸子』はまだ夢の中・・・。
おはようございまーす!
下の階から、騒がしい声が聞こえた糸子。
まだ真っ暗やん・・・。
朝早くからお父ちゃんは、どこへ行くのだろう。
今日は何かあったかなと眠りながら考えます。
あ、だんじりや!
今日がだんじりの日だと思い出しました。
「だんじり!」と言いながら、階段を駆け降りる。
一階に父『善作』や近所の人が集まっていました。
お父ちゃん、おはよう!
起きたんか、はえのう。
だんじりやさかい。
善作たちは、だんじりの用意のために家を出ます。
店の外に出て、父親たちに手を振り見送る糸子。
いってらっしゃーい!
気つけてな~。
糸子は、何度も大きく手を振り見送りました。
糸子と糸子
場面が変わり、縫い物をしている糸子。
成長し、ミシンをしている糸子も登場。
幼少期の糸子と成長した糸子。
二人の糸子が、歌い始めます。
時は大正、岸和田に。
生まれた一人の女の子。
名前を『小原糸子』と申します。
着物の時代にドレスに出会い。
夢見て、愛して、駆け抜けた。
これはそのお話。
二人の糸子の歌、とっても素敵でした!
だんじりは大忙し
だんじりは、岸和田にとって年に一度のお祭り。
だんじりの日は、朝から大忙しです。
神社では、善作たちがだんじりの成功を願っています。
家では、たくさん料理を作る糸子の母『千代』や祖母の『ハル』。
糸子や妹たちは、ご飯を食べていました。
はよ、食べないとだんじり来てまうで!
妹たちに声を掛ける糸子。
そこへ、安岡のおばちゃんと勘助がやってきました。
おはよう、こない早うにすまんよ。
なんも手つかへんで、きてしまったんやし。
泰蔵ちゃん、あんじょうでていった?
『うまく』『ちゃんと』を意味する、大阪の方言です。
何も心配すなって言っちゃったけどよ。
安岡のおばちゃんの長男『泰蔵』は、大工方を任されました。
大工方という、だんじりの屋根に乗って合図を出す役です。
大工方は、一番危険な役。
そのため、心配している様子の安岡のおばちゃん。
家の二階に、糸子は安岡のおばちゃんを呼びます。
おばちゃん、こっちこっち。
一番だんじりが見える場所に座るように言います。
はあ~・・・。
どないしたん?
昨日から全然寝てへんねん。
初めて大工方を勤める泰蔵のことを心配で寝れませんでした。
ついに来た!
ついにだんじりが始まりました。
だんじりの上で、パフォーマンスをする泰蔵。
糸子と勘助は、だんじりが来るのを待っていました。
はよけえへんかな、だんじり。
わいのお兄ちゃんだったんぞ!
知ってるわ!
兄の泰蔵が大工方なことを自慢する、勘助。
今後は自分の言うことも聞けと糸子に言います。
うちわで糸子の頭を叩く勘助。
すると、糸子が勘助の足を蹴りました。
あほか、調子のんな!
何すんの!?
かっこええのは、お前のお兄ちゃんじゃん。
お前ではないと言われて、落ち込む勘助。
すると、そこについにだんじりが来ます。
あ、来た!
お母ちゃ~ん、だんじりきたで!
糸子の家の前をだんじりが通ります。
間近にだんじりが通り、喜ぶ糸子たち。
だんじりの上で泰蔵は立派に踊っていました。
かっこええ!泰蔵兄ちゃん!
兄ちゃ~ん!
糸子や泰蔵たちは、大興奮。
泰蔵ちゃん、立派やんかあ。
だんじりが通り過ぎた後、安岡のおばちゃんが倒れました。
緊張のあまり息をするのを忘れていた、安岡のおばちゃん。
酸欠になり倒れてしまったのです。
大丈夫!?
大工方になれない
夜、子ども達がだんじりをひきます。
糸子や勘助もだんじりをひいて歩きました。
その姿を千代たちが嬉しそうに見守ります。
子ども達と一緒に歩く、泰蔵。
近所の人たちが、泰蔵を褒めていました。
かっこえーなー。
うちも大きくなったら、絶対大工方になっちゃるで!
あほか、女は大工方になんかなれるか。
無言で勘助の頬をつねる、糸子。
糸子は、だんじりの屋根を見つめます。
本当は、だんじりの屋根の上に乗りたかった糸子。
しかし、女の子だからと乗せてもらえませんでした。
女性は大工方になれないと決まっていたのです。
打ち上げ
糸子の家で、だんじり後の打ち上げをしています。
酔っ払って歌を歌う、善作。
千代たちは食事を運んだりと、忙しそうな様子。
泰蔵が、安岡のおばちゃんをおんぶして帰ります。
気つけて!
おおきに。
千代たちにお詫びとお礼を言う、安岡のおばちゃん。
ええって、歩くって。
ええって。
泰蔵~、ご苦労やっての~。
善作たちに会釈し、歩いていく泰蔵たち。
泰蔵は、会う人会う人に大工方を褒められていました。
いつもの日常
糸子!
母に起こされ、起きる糸子。
だんじりが終わり、いつもの日常が始まりました。
妹たちと朝食を食べる、糸子。
おばあちゃん、うちのめざしだけ小さい!
糸子は、自分の魚だけ小さいと怒ります。
糸子の言葉に笑う、ハル。
じゃかあしい!
小さいの大きいの文句言わずに食え!
善作が糸子に怒ります。
押し入れの扉が少しだけ開いているのを見つけた、善作。
また、誰やねん!
きちんと閉めんかい!
へえ!
そう答えると足で扉を閉めた、糸子。
その様子に善作が再び怒りだします。
ほんまに行儀の悪い子や~!
糸子を追いかける善作。
堪忍(かんにん)~!
朝から大騒ぎの小原家。
なっちゃるで
学校へ向かう、糸子の同級生の奈津。
傘をさして、 優雅に歩いていました。
すると、遠くから糸子の声が聞こえてきます。
待て~!
同級生たちを追いかける、糸子。
蛙いじめたら、うちが承知せいへんど!
糸子は、蛙をいじめていた同級生たちを怒っていました。
そんな糸子の姿をあきれ顔で見る、奈津。
道を歩く泰蔵を見つけた、糸子。
泰蔵兄ちゃん、おはようさん。
おう。
通りすがる泰蔵を振り返り見つめる、奈津。
糸子は、泰蔵をみて決意していました。
なっちゃるで、うちも大工方に!
だんじりのことで頭がいっぱいになっている糸子でした。
カーネーション1話感想
カーネーション1話では、だんんじりの話が中心に描かれていました。
岸和田のだんじりは、江戸時代後期から始まったと言われています。
五穀豊穣を祈願し行った稲荷祭が起源なんだそう。
とっても賑わっていて、糸子達も楽しそうでした。
泰蔵役を務めた須賀貴匡さん、凄かったですね。
須賀貴匡さんは、長期滞在をして実際に指導を受けたそうです。
大工方の役、とても似合っているように思いました。
ラストで、奈津も泰蔵に憧れを抱いているように見えましたね。
現時点で、糸子の心はだんじり一色です。
ここからどうやって裁縫に目覚めていくのでしょうか。
今後、糸子と裁縫の出会いにも注目しています。
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