オードリー94話あらすじ!滝乃と麻生の過去を知った美月

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。
オードリー朝ドラ94話あらすじ

2024年7月現在、BS放送で朝ドラ『オードリー』が再放送されています。

『オードリー』は、2000年に放送された岡本綾さん主演の朝ドラ。

2024年7月19日(金)放送、オードリー94話のあらすじネタバレをご紹介します。

【前回93話】【次回95話】

スポンサーリンク
目次

オードリー94話あらすじ!

本
94話あらすじ

麻生に誘われて一緒に散歩に出掛けた美月。

歩きながら、過去に麻生と滝乃に何があったか聞くことができました。

帰宅した美月は、麻生から聞いた話を愛子に話します。

美月から話を聞いた愛子は、麻生と滝乃の過去について初めて知りました。

そして、春夫に滝乃と麻生の過去について知っていたのか問いかけたのです。

麻生と滝乃がきっかけで、愛子と春夫は夫婦喧嘩をしてしまいました。

怒りが爆発した愛子は「家を出て行く」と宣言。

そんな春夫と愛子の喧嘩を梓が聞いていました。

そして、夫婦喧嘩を辞めさせるために梓は大学を辞めると言い始めます。

一方、麻生の部屋にお茶を立てに行った美月。

美月は、麻生からある頼まれごとをしました。

滝乃と麻生の過去を知った美月

麻生が、自身と滝乃に何があったのか話始めました。

麻生

ご両親が亡くなって、椿屋を継いだばかりの滝さんにとって、一番大事なことは椿屋を守ることやったんです。

麻生

僕がなんぼ「一緒に神戸で暮らそう」言うても彼女の心はビクともせえへんかった。

麻生

振られたんですよ、僕は・・・。

麻生の話を聞きながら、美月はかつて君江が話をしてくれたことを思い出していました。

<回想>

君江

(滝乃が)椿屋を継がはる時な、奥様には好きなお人がいはったんや。

子ども時代の美月

それ、パパ?

君江

フフフフ、ちゃうちゃう。
若い小説家の先生や。

君江

うちな、見たことあんねん。
お二人が広隆寺で会うてはる時。

子ども時代の美月

どんな人?

君江は、市川雷蔵に幹幸太郎の目をくっつけたような人と教えてくれました。

麻生を見ながら美月は、かつて君江が教えてくれた人物が麻生だと確信。

麻生

滝さんに振られた2年後に僕はピアニストと結婚しました。

麻生は、妻は滝乃の性格とは別で外に向かっていく性格だったこと。

妻は、ヨーロッパ中心に活動していたピアニストだったこと。

そのため、あまり日本では知られていないピアニストであることを教えてくれました。

麻生

12年前、海の見えるニースの病院で(妻が)死にました。

Check

ニースは、フランスにある観光都市で世界的に有名なリゾート地。

麻生

今年の夏、十三回忌を済ませたら、今まで鬼門にしてた京都にも素直に足が向くようになったんです。

美月

それで、あの晩・・・。

麻生は、滝乃が過去の話を美月にして怒るだろうなと言います。

「怒るかもしれません」と答える美月。

美月

過去は絶対に語らへんという美学が、お母ちゃまにはありますから。

麻生

何でそんなに無理すんのかな?

美月

無理することが、支えなんやて思う時あります。

麻生は、美月が滝乃のことをよく見てると言う。

そして、美月と滝乃が本物の親子みたいだと言いました。

美月は、麻生の話を聞いて分かったことがありました。

美月

お母ちゃまは、さみしかったんや。
この人を失った心の隙間を母の心で埋めようとしたんや。
それで、私をママから奪ったんや。

なぜ、滝乃が自分のことを愛子から奪ったのか初めて理解できたのです。

春夫の嘘

部屋で麻生の小説を読む滝乃。

美月が帰ってきたため、本を閉じます。

麻生の行方を聞いた滝乃に、麻生は本屋へ行ったという美月。

滝乃は、美月に麻生とどんな話をしたのか聞きます。

美月が話し出す前に、愛子が花尾先生が滝乃を呼んでいると呼びにきました。

美月と話をせず、滝乃は花尾先生の部屋へ向かいました。

愛子は美月の側へ座り・・・。

愛子

お客様とお散歩なんて、お母ちゃまがよく許したわね。

美月

私が無理矢理ついていったんや。
麻生先生に聞きたいことがあったから。

「聞きたいこと?」と、不思議そうに聞く愛子。

美月

麻生先生・・・。
お母ちゃまの昔の恋人なんやて。

美月の話に愛子は驚きました。

麻生が滝乃にプロポーズしたが振られたという話もします。

美月

椿屋を愛する気持ちには勝たれへんかったて。

そこに、ホッチキスを返しに春夫がやってきました。

愛子

パパって京都に戻ってきた頃、椿屋に泊まっていたのよね?

愛子の突然の質問に「何や?突然・・・」と聞く春夫。

春夫は、滝乃の机の上に置いてあった麻生の小説を手にします。

愛子

麻生祐二さんと滝乃さんのこと知ってた?

何も答えない春夫の様子から「知ってたのね」と言う愛子。

春夫

いや・・・僕が出会うた頃はもう椿屋と結婚しはったような感じやったで。

春夫

(滝乃に)好きな人がいてた話は君ちゃんに聞いたことあるけど・・・。

春夫の返答に「ふ~ん・・・」と答える愛子。

滝乃の変化

昭和52年1月。

この頃、麻生は時々椿屋を訪れるようになりました。

花尾先生にお茶をたてている滝乃。

花尾先生

ええ眺めやな。

「何か言わはりました?」と答える滝乃。

花尾先生

あんたは、この頃中庭の椿の花より艶やかや。
枯れた茶室には似合わんわ。

滝乃は、凛とした表情でお茶を立て続けます。

花尾先生

私は、あんたが娘の頃から知ってるけれど今が一番美しい。

滝乃

どないおしやしたんどす?
花尾先生。

お茶を飲み「思うたままを言うたまでや」という、花尾先生。

滝乃は、誰もが気付くほど華やいていきました。

しかし、麻生の部屋には絶対一人で入りません。

麻生の部屋で、布団を整える滝乃と美月。

そこに麻生がやってきました。

出て行こうとする滝乃達に、話をしていかないかという麻生。

滝乃

まだ、用事が残ってますので・・・。
おやすみやす。

滝乃に続き「おやすみなさいませ」といい、美月と滝乃は部屋を去って行きました。

春夫と愛子の喧嘩

自室で就寝準備を整える春夫と愛子。

春夫

麻生祐二、また来てんねやな。

愛子

そうよ、どうして?

「よう来るなあ」と、春夫は言います。

「椿屋が繁盛してくれないと心配でしょ?」と答える愛子。

「大京映画ももう使ってくれないんだから」と、続けます。

愛子の言葉に「そやな・・・」と返答する春夫。

麻生

麻生先生って、素敵よね。
二枚目だし紳士だし。

愛子

滝乃さんが好きだったの、分かるような気がするわ。

春夫

試すなて。

春夫の答えに「えっ?」と答える愛子。

「僕を怒らせたいんか?」と春夫は続けます。

愛子は「そんなことないわよ」と言いました。

もっと、ストレートに話をしようと春夫は提案しました。

愛子

ストレートに話なんかしたら、私たち・・・。
駄目になるわよ。

春夫

そうなんか?

「そうよ」と答える愛子。

愛子

何よ・・・私の気持ちも知らないで滝乃さんと麻生先生のことばっかり気にして・・・。

春夫

愛子のことは、愛しているよ。

そう言いながら、愛子の手を握る春夫。

愛子

でも、(春夫は)滝乃さんも好き。

春夫の手を振り放す愛子。

愛子

あの人は、手の触れられない永遠のマドンナ。

愛子

そのマドンナが生身の女になると、嫌なんでしょ?

春夫が最近元気がないのはそのせいだと、愛子は告げます。

愛子の言葉に春夫は何も答えられませんでした。

「ストレートに言ったら黙るくせに」と春夫に言う愛子。

春夫

すまんな・・・自分でもよう分からへんのや。

愛子

謝らないでよ。

愛子

滝乃さんは、欲しいものは何でも手に入れる人よ。

もう一度、麻生のことも自分のものにすると思うと愛子は続けました。

愛子

そしたら、パパはどうするの?

滝乃が幸せになることは良いことだと、春夫は答えます。

愛子

「滝さん、滝さん』って、寝言で呼んで耐える訳?
それを聞いてる私は何なの?

春夫

寝言のことは、梓に聞いた。

春夫

くしゃみやおならは止められるけど、寝言は止められへんさかいな・・・。

春夫

すまんな。

いつか梓が言っていた例えをそのまま愛子にしてしまう春夫。

隣の部屋で春夫の話を聞いていた梓は『なぜその例え話をするんだ』という表情に。

「謝らないでって言ったでしょ」と、怒り出す愛子。

愛子

クリスチャンじゃないんだから、懺悔したら終わりってもんじゃないのよ。

春夫

どうしたらええんや?

愛子は、春夫に引っ越しを提案します。

「もうこの家にいたくない」と、言い出す愛子。

愛子

美月も梓も連れて、今度こそあの人に支配されないところで暮らそう。

春夫

それは、できひん。

春夫の答えになぜできないのか、愛子は問いただします。

愛子

滝乃さんと離れたくないから?

春夫

そんなゆとりはうちにはない。

梓の学費の話を持ち出す春夫に、自分も働くという愛子。

美月のこともあるとさらに春夫が続けました。

愛子

パパは、私が出て行くって言ってもここを動く気ないのね。

「愛子・・・』というだけで、何も言えない春夫。

嘘も方便

二人の話を聞いていた梓が出てきました。

そして・・・。

俺・・・大学やめるわ。

梓の話に驚く春夫と愛子。

梓は、医学部が厳しくてついていけないと言い出しました。

春夫と愛子は、梓の話に焦り出します。

いつの間にか、喧嘩を止める春夫と愛子。

美月の部屋で、これまでの話をする梓。

美月

嘘ついたん?

いや、嘘も方便てやつやん。

あそこで話題変えへんかったら、ほんまに離婚してたかもしれへんで。

離婚されて、俺学費のことで苦労すんの嫌やからな。

春夫と愛子の気持ちをそらすために、わざと嘘をついたことを美月に伝えました。

美月

ほんまにそれで喧嘩収まったんや?

梓を改心させないという想いで、喧嘩を忘れて連帯しだしたという梓。

美月

大人になったね、梓。

こんなややこしい家に育ったらグレるか、大人になるしかあらへんやろ。

美月

ようグレへんかったわ。

自分もそう思うと答える梓。

お姉ちゃんかて、戦国時代の人質みたいにやったり取ったりされてえらい目に遭うてたけど、俺かて一人残った佐々木家の長男としてやたら期待されてる割にはほっとかれて心の中ややこしかったな。

梓は美月にかつての自分の気持ちを素直に伝えました。

春夫と愛子の連帯が長く続くといいねという、美月。

梓は、愛子が自分に自信がないのだと言う。

パパと椿屋のオカンの間に何があったか知らんけど、30年近く前のことやろ?

もういいじゃないかと梓は言います。

「そうやろか?」という美月。

美月

お母ちゃまかて、30年振りに麻生先生に会うてから別人のように綺麗になったんやで。

妻のレコード

椿屋でお香を焚く滝乃。

後ろに麻生が立ちます。

滝乃

何か・・・?

麻生

これは、妻が唯一残したレコードなんです。
聴いてやってください。

滝乃

はあ・・・。

麻生

僕にもそれなりの歴史はありました。
それを知って欲しい。

この30年の間に麻生が書いた作品は全て読んでいたと伝える滝乃。

麻生は「音楽は別物です」と、告げます。

麻生

死ぬ直前に録音したものです。

麻生の言葉に一度レコードを受け取る滝乃。

滝乃

奥様・・・ピアノ演奏・・・。

そう言うと、ハッとした表情で麻生にレコードを返しました。

そして「辞めときます」と、滝乃は麻生に言います。

滝乃の返事に「そうですか」と答える麻生。

滝乃

お仕事はかどりませんの?
いま、お薄持たせます。

Check

お薄とは、お抹茶のことでお茶をたてることを表現する言葉。

滝乃

お薄一服飲まはったら、おつむがすっきりしますえ。

そういって、滝乃はその場を離れていってしまいました。

聞いて欲しい

部屋で美月がたてたお茶を飲む麻生。

「お茶の作法は分からないが結構なお手前でしたと言うんかな?」という麻生。

美月

ええんです。
おいしく召し上がっていただければ。

麻生

ああ・・・。
美月さん、ちょっと頼みがあるんやけど。

美月

はあ・・・。

麻生

滝さんと一緒に僕の話聞いてもらえませんか?

麻生

あの人、1対1やと心を許さへん。
あっ、頼んます・・・。

美月

何で、私が・・・?

麻生

あなたは、滝さんの命や。

美月はこの時、麻生が滝乃にプロポーズすることを直感しました。

滝乃の部屋へ行く美月。

机の上にある麻生の作品を手に取ります。

麻生が文学賞を受賞した記事が挟んであるページを発見しました。

そのページの文章の横に鉛筆で線が引いてありました。

滝乃が線を引いた文章

手を離さないで。

この手を離したら、あなたはさよならと手を振るに違いない。

だから、離さないで。

滝乃

何やってんの?

滝乃の言葉に美月は机に本を戻します。

お薄のお茶碗の片付け方を美月に伝える滝乃。

美月

お母ちゃま。

「うん?」と答える滝乃。

「何でもない」と、美月は言います。

滝乃

麻生先生、何やて?

美月

何で、分かんの?

笑って誤魔化す滝乃。

美月

お母ちゃまと私と3人で話がしたいて。

滝乃

へえ~、何やろ?

美月

分かってるくせに。

美月

お母ちゃまがいつまでも逃げてると、ママとパパも梓もみんな苦しむんや。

「この家は、そういう家なん」と、美月は続けて言いました。

滝乃

あ・・・何のこと?

美月

麻生先生のお部屋行こう。

美月の言葉に戸惑う滝乃でした。

オードリー94話感想

オードリーの94話では、麻生と滝乃の過去についての詳細が分かりましたね。

麻生よりも椿屋を選んだ滝乃ですが、本当は寂しかったようです。

その寂しさを埋めるために、滝乃は愛子から美月を奪うことに・・・。

正直、なんて勝手なと感じました。

自分が寂しいからと言って、母親から子どもを取り上げるなんてありえません。

しかも、滝乃は名前まで勝手に決めてしまいましたよね。

これまでの滝乃を知っているので、個人的には滝乃に同情できませんでした。

それよりも、愛子側に同情してしまいます。

春夫も曖昧な態度ばかりで、なんで離婚しなかったのだろうと思いました。

愛子目線で立って視聴すると、ちょっとイライラとしてしまいます・・・。

滝乃や春夫にも色々な事情があるのでしょうが・・・。

次回は、麻生が滝乃にプロポーズをするようです。

滝乃は、どんな決断をするのでしょうか。

【前回93話】

【次回95話】

【関連記事】

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次