虎に翼でに新たに『ライアン(久藤)』という人物が登場しました。
ライアン(久藤)役を演じるのは、俳優の沢村一樹さんです。
虎に翼の登場人物の多くは、モデルとなる人物がいました。
では、ライアン(久藤)のモデルとなる人物もいるのでしょうか。
調べた結果、5つの共通点からモデルが内藤頼博さんの可能性が浮上しました。
今回は、ライアン(久藤)のモデルや役柄、その後を史実から調査してみました。
虎に翼でライアン(久藤)モデルは誰？
虎に翼で、沢村一樹さん演じるライアン(久藤)のモデルは誰でしょうか。
ライアン(久藤)のモデルは『内藤頼博(ないとうよりひと)さん』の可能性が高いです。
では、内藤頼博さんとはどんな方なのでしょうか。
内藤頼博のプロフィール
- 名前：内藤頼博(ないとうよしひと)
- 出身地：東京都
- 生年月日：1908年3月12日
- 没年月日：2000年12月5日
内藤頼博さんは、旧信州高遠藩主内藤子爵家の第15代当主として生まれました。
幕末の大名の子孫という、良い家柄で育っています。
内藤頼博さんは、1931年『東京帝国大学法学部(現東京大学)』を卒業。
大学在学中には、高等文官試験司法科に合格しました。
高等文官試験司法科は、寅子たちも受けた試験ですね。
大学在学中に合格するなんて、凄いですね！
内藤頼博さんは頭が良い人だったことが分かりました。
大学を卒業した翌年、1932年に判事任官。
内藤頼博さんは、裁判官として働きました。
終戦直後(1945年以降)、憲法改正に伴い裁判所法の改正。
戦後、日本の司法の立ち上げに携わった人物の一人です。
その後の内藤頼博さんの経歴は、こちら。
- 1963年：東京家庭裁判所長
- 1969年：広島高等裁判所長官
- 1970年：名古屋高等裁判所長官
- 1973年：退官し、弁護士になる
- 1979～1987年：多摩美術大学学長
- 1975～1991年：多摩美術大学理事長
- 1987～1993年：第22代学習院院長
- 2000年12月15日：老衰のため92歳で死去
弁護士になってからは、大学の学長を務めるなど教育家としても活動しました。
これまでの経験を活かし、トラブル収拾や相談役として活躍されたそうです。
内藤頼博さんの身長は、170cm。
170cmは、当時の日本では高身長でした。
高身長でイケメンと、女性から大人気だったそうです！
内藤頼博との5つの共通点
ライアン(久藤)と内藤頼博さんは共通点が多いことが判明しました。
虎に翼の公式から、ライアン(久藤)のモデルについて発表されていません。
そのため、ライアン(久藤)にモデルがいない可能性も考えられます。
しかし、調べてみるとライアン(久藤)と内藤頼博さんは、共通点が多いことが判明。
ライアン(久藤)と内藤頼博さんの共通点はこちらの5つです。
- あだ名が似てる
- 家柄が良い
- 殿様判事と呼ばれていた
- ニューヨーク視察
- 初代秘書課長就任
以上の共通点から、ライアン(久藤)のモデルが内藤頼博さんと予想しました。
それぞれの共通点について、もう少し詳しくご紹介したいと思います。
あだ名
ライアン(久藤)と内藤頼博さんは、あだ名がよく似ていることが分かりました。
内藤頼博さんは『ライハク』というあだ名が付いていたことが分かりました。
なぜ、内藤頼博さんにライハクというあだ名が付いたのか情報はありません。
しかし、当時内藤頼博さんは『ライハク』というあだ名で呼ばれていたそうです。
虎に翼で、沢村一樹さん演じる久藤頼安はライアンというあだ名が付いていますね。
二人とも名前を音読みにすると、あだ名になりました。
- 内藤頼博さん：頼⇒ライ 博⇒ハク 『ライハク』
- 久藤頼安：頼⇒ライ 安⇒アン 『ライアン』
家柄
ライアン(久藤)と内藤頼博さんは、良い家柄の生まれという共通点があります。
内藤頼博さんは、旧信州高遠藩主内藤子爵家の第15代当主。
由緒正しい家柄の生まれだったことが判明しています。
虎に翼のライアン(久藤)も家柄が良いことが劇中で語られていました。
ライアン(久藤)の詳しい家柄については、明らかにされていません。
しかし、ライアン(久藤)の家柄について、小橋がこのように伝えています。
久藤は世が世なら久藤藩藩主
ライアン(久藤)も藩主の子孫であることが分かりますね。
二人は『藩主の子孫』で良い家柄出身という共通点がありました。
殿様判事と呼ばれていた
ライアン(久藤)と内藤頼博さんは『殿様判事』と呼ばれていたことが分かりました。
虎に翼で、ライアン(久藤)は良い家柄出身の判事のため殿様判事と呼ばれています。
内藤頼博さんは、『子爵』で爵位を持っている裁判官でした。
そのため『殿様判事』と呼ばれていたそうです。
理由は若干異なりますが『殿様判事』と呼ばれていた共通点があります。
ニューヨーク視察
ライアン(久藤)も内藤頼博さんもニューヨークへ視察に行ったという共通点があります。
ライアン(久藤)は、戦前にアメリカの裁判所へ視察へ行っています。
その時にファミリーコート、家庭裁判所を視察。
日本でも家庭裁判所を設立する必要があると考えました。
内藤頼博さんも1940年に仕事でニューヨークの裁判所へ視察に行っています。
その時にニューヨークの家庭裁判所を高く評価。
戦後、家庭裁判所の設立の中心的な人物として活躍しています。
ニューヨークへ視察へ行き、家庭裁判所を高く評価したという共通点がありました。
初代秘書課長就任
ライアン(久藤)と内藤頼博さんは、初代秘書課長に就任したという点が共通しています。
虎に翼で、ライアン(久藤)は法改正後に最高裁判所秘書課の初代最高裁判秘書に就任。
内藤頼博さんも最高裁判所を発足した時に初代秘書課長に就任しました。
初代秘書課長に就任した点が共通していることが分かりました。
虎に翼のライアン(久藤)の役柄やその後をネタバレ
虎に翼で、沢村一樹さん演じるライアン(久藤)。
裁判官を目指す寅子にとって、重要な人物の一人です。
今までになりキャラクターですが、どんな役柄なのでしょうか。
また、その後のライアン(久藤)についても調査してみたいと思います。
役柄
虎に翼で、ライアン(久藤)はどんな役柄なのでしょうか。
現時点で判明している、ライアン(久藤)の役柄をまとめました。
- 民事局民法調査室主任
- 法改正に携わる
- 良い家柄出身の変わり者
- 誰ともフレンドリー
- 妻がいる
現時点で、判明しているライアン(久藤)の役柄は以上です。
虎に翼で、ライアン(久藤)が初登場したのは第10週でした。
裁判官として採用してもらうために桂場に会いに行った寅子に遭遇。
寅子の人柄を面白がり『サディ』と呼び、自分の元で働かせます。
初登場では、司法省に出向中の裁判官だったライアン(久藤)。
民事局民法調査室主任として、法改正に携わっていました。
戦前視察へ行った、アメリカの裁判所を高く評価。
日本をよりよい国にするため、法改正に尽力しました。
その後のネタバレ
法改正後、その後のライアン(久藤)について調べてみました。
法改正後は、最高裁判所秘書課の初代最高裁判秘書に就任。
1948年、寅子は家庭裁判所設立準備室へ異動。
寅子を異動させたのは、ライアン(久藤)でした。
家庭裁判所設立準備室には、多岐川ことタッキーがいました。
タッキーは、アメリカの家庭裁判所を高く評価。
その点では、ライアン(久藤)と思想が似ていました。
ライアン(久藤)は、寅子がタッキーから学ぶことができると予想。
そのため、タッキーの元へ寅子を異動させました。
当初、タッキーの人柄が分からず、戸惑っていた寅子。
そんな寅子に家庭裁判所設立にかけるタッキーの熱い想いを伝えます。
現時点で判明しているライアン(久藤)のその後は以上です。
今後、新しい情報が分かり次第追記させていただきます。
まとめ
- ライアン(久藤)のモデルは、内藤頼博さんの可能性が高い
- 法改正後のライアンは、最高裁判所秘書課へ異動
- タッキーと寅子を引き合わせる
ライアン(久藤)のモデルや役柄、その後を史実から調査しました。
虎に翼のライアン(久藤)のモデルについては、公式発表されていません。
そのため、オリジナルキャラクターの可能性も考えられます。
しかし、ライアン(久藤)と内藤頼博さんは共通点が多いことが判明。
ライアン(久藤)のモデルは、内藤頼博さんと予想しました。
その後のライアンについては、新しい情報が分かり次第追記させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【関連記事】
コメント